独立系FP・FP育成の専門家・セミナー講師 による

10,000人以上が受講した人気セミナー動画を無料プレゼント!

サラリーマンが副業でFX取引をするのはアリか無しか?!独断と偏見の見解を(笑)

大葉 龍和
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
大葉 龍和
独立系FP・FP育成の専門家・セミナー講師

大阪生まれ。天王寺高校理数科卒業、京都大学法学部を半年で自主的に卒業(笑)の後、起業の道へ。ラーメン大好きで夜中にウロウロすることも。ジムに通い出して奮闘中。
詳しいプロフィールはこちら

サラリーマン(会社員)なのですが、副業でFX(取引)をするのは、どう思いますか???

僕自身もFX取引をやっていた時期もありますが、副業感覚でFXをされている方も多いですよね~。で、上記の質問をたまにクライアントさんからされます( ..)φメモメモ

僕自身の答えとしては、

NGでは無いけれど、あまりオススメはしないかなぁ~

というもの( ゚Д゚)

今回の記事はかなり独断と偏見に満ちたものですので、サクサクっと読み飛ばしてもらうような内容になります(笑)ということで、今回のテーマ「サラリーマン(会社員)が副業でFX(取引)をするのは個人的にはあまりオススメでは無い理由」という感じで書いていきます( ..)φメモメモ(笑)

ゼロサムゲーム:合計値が0という根本的な仕組みに関する問題

株の取引きの場合、とある銘柄が上がればそこに投資している方全員が勝ちますよね。ただ、FXに関しては、誰かが勝てば誰かが負けるという意味では、ゼロサムゲームなわけです( ゚Д゚)(サムとは、英語で合計という意味で、FXは合計値が0のゲームという意味合い。)


24時間取引が出来る便利さはあるものの、「自分は誰と戦うことになるのか???(誰かが負けないと自分は勝てない)」が結構重要だったりするのですが、、、

仮想の敵その1:世界中の誰か

まぁこれは何となくわかるかと思うのですが、FX取引自体は世界中で行われています。ってことは、仮想の敵は世界中に存在するわけですが、巨額の資金を持ったファンド会社であったり、巨大な銀行のような金融機関であったり、かなりガチなFXトレーダーであったりと、様々な方がその対象となります。

そんなこと言ってたら何も出来ないじゃん?!?

と言われると、その通りです(笑)ただ、この「世界中の誰か」が仮想の敵の場合は、まだ可愛い方だと思います(笑)

仮想の敵その2:システム自体

国内の証券会社の口座開設をする際に、よ~く規約などを見てみると、【相対取引】という言葉が入っています。(全ての取引が相対というわけでもないのですが。)これって、あなた自身の取引相手が証券会社そのものという意味だったりします( ゚Д゚)相対取引形態を、専門用語ではOTCと表現したりします。以下の図を見てください。

要は、あなたの注文が世界中に飛ぶわけではなく、証券会社自体と勝負しているということを意味しています。で、これが非常に厄介なんですよね(笑)なんせ、システム自体と戦うことになりますから、神経衰弱のゲームで、あなた自身は全て裏向きのカードをめくりながら、証券会社自体は、全て表向きのカードを揃えるが如く、無茶なゲーム構造になりがちです( ゚Д゚)苦笑

仮想の敵がシステムの場合の問題その1:ストップ狩り

これ、一時期話題になり、雑誌などで取り上げられることもありましたが、要は、証券会社自体はシステムの管理元であり、あなたの注文は全て見えています。で、その注文に対して、為替のレートを一瞬だけおかしくすることで、注文を刈り取る=あなた自身に損失が発生するという内容です(笑)

これ、違法では?!?と思うのですが、証券会社によって為替レートの配信にはそもそもバラつきがありますので、各証券会社独自レートが適用されているようなものです。ですから、その瞬間に、特定の証券会社にレート配信の異様なバラつきがあっても、「まぁそういうもんです」・・・で終了です(笑)

取引を実際にやったことがある方なら分かると思うのですが、これをされるとお手上げですwwwどうしようもありません( ゚Д゚)

当然、マーケットが薄い時に大手資金が入ってレートが変動するという通常のケースもありますが、システム上操作したのでは?というストップ狩りもあるわけです( ゚Д゚)
※すでに僕自身はFX取引からは身を引きましたので、現在もあるかはわかりませんが、当時はよく話題になっていました(笑)

仮想の敵がシステムの場合の問題その2:自分の口座だけ特別に遅延

特別に遅延しまくる自分専用口座(笑)これ、実際の口座をお見せることが出来たらよかったのですが、手元にはありません( ゚Д゚)が、僕自身、見せてもらったことがあります。

このケースは【勝ちすぎるトレーダー】に見られる現象です(笑)「トレーダーが勝ちすぎる=証券会社が痛みまくる(負けまくる)」という構図ですから、そういうトレーダーに対しての特別処置として、レート配信がおかしいとか、注文が成立するまでに変態的に時間がかかるという専用口座が用意されます( ゚Д゚)当時聞いた限りだと、約定までに常に15分前後の時間がかかると聞きました、、、トレードしたことがある方なら分かるかと思いますが、かなり変な現象です(笑)

仮想の敵がシステムの場合の問題その3:スリップページ


引用元:2010年9月27日 日経新聞

上記の記事を引用すると、、、

FⅩ利用時のコストとしては、スプレッド以外にも手数料がある。店頭取引では無料が普及しているが、取引所取引(取引所で形成された提示価格で売買するタイプ)では手数料をとるのが原則だ。
注意したいのは、FXにはスプレッドや手数料以外の「隠れコスト」がかかることもある点だ。代表例が、注文価格と約定価格がずれる「スリッページ(英語ですべるという意味)」。利用者にとって不利な方向にずれるようなら、コストとみなす必要がある。
スリッページがおきるのは、通貨は株式などと比べて値動きが素早く、注文処理の過程で相場が変わり得るためだ。やむを得ない面もあり、一概に不公平だとは言えない。ただ一部に「不利な方向への意図的なスリッページもあるのではないか」という声もあり、金先協会のガイドラインは「おとり行為を行ってはならない」と定めた。

と書いてあります。

スリップページとは「注文がすべる」という意味で、通常のマーケット取引でも起こるどうしようもない現象の1つだったりはします( ..)φメモメモ

ですが、一説には、意図的なスリップでは?!( ゚Д゚)と思われるような、注文がトレーダーにとって不利な条件で約定するという話もよく聞きます。これも、「トレーダーが負ける=証券会社が勝つ」という構図に立てば、まぁ仕方がないのかなぁとも思えます。

しかも、ストップ狩りの場合と同様、【意図的な操作と言われる明確な証拠はありません(笑)】。一時、僕自身もかなり時間をかけて研究したことがあります。どういうタイミングでどのくらい注文がすべるのか?を知りたくなったもので( ..)φメモメモ

結論的には、「しばらく勝てた後には、かなりの確率で大幅なスリップ現象がみられる」という感じでした。まぁ、あくまで個人的主観ではありますが、システムと戦うのをあきらめた瞬間ではありました(笑)

海外のFX取引所なら安全という間違った思い込み

国内証券会社とは相対取引になるため、証券会社のシステムと戦わないといけないが、それは無理ゲーになる、、、だったら、海外のFX取引所なら安全だろう!というロジックは現場でもよく耳にします。

で、これ間違いです(笑)

海外のFX取引所なら安全というロジックは当てはまりません(゚д゚)出金出来ないなどのリスクを考えた場合は、国内証券会社の方が安全だったりします。

海外のFX取引所の問題その1:そもそも海外取引所でも相対取引の場合もある

海外の取引所は、相対取引ではなくインターバンクとやり取りできる!という思い込みがあるかもしれませんが、海外の取引所であったとしても、相対取引の形態をとっている可能性があります。そうなると、システムと戦うことになるという構図は同じです(笑)

海外のFX取引所の問題その2:出金リスクという信用リスク

海外の取引所トラブルの1つとして、「お金が出金出来ない」という話もよく聞きます(笑)これ、国内の取引所だとあり得ないことですが、海外だと、ザラに起こっているかと思います。

そもそも、日本国内の取引所の場合は、金融庁が管轄していますので、そこはやはり法治国家の日本というわけで、ちゃんと出金は出来ます( ゚Д゚)まぁ、たまに嫌がられるケースもありますが、それでも出金は可能です。

それに対して、海外の取引所の場合、日本の金融庁管轄ではありませんので、泣きつくところがありません( ゚Д゚)結果、持ち逃げされてしまう・・・という友人知人が少なからず居ました( ゚Д゚)

海外のFX取引所の問題その3:分別管理という言葉の間違った認識

「分別管理」とは簡単に言うと、「お金を分けて管理している」という意味で使われています。会社の運転資金とクライアントの資金が分かれて管理されているので、「会社に万が一があっても安心!!」と思い込んでいる方が多いようですが、それは間違いです(笑)

日本で言うところの分別管理は、前述の通り、金融庁が管轄していますので「まだ安心」だと思いますが、海外の中小のFX取引所の言う「分別管理」は、危ないケースがほぼほぼです(笑)

例えば、あなたがAという銀行に100万円、Bという銀行に200万円を預けているとします。はい、これで分別管理です(笑)これ、あなた自身がお金を抜こうと思えばいつでもAとBの両方の銀行からお金を抜けますし、あなた自身が債務整理などに陥った場合は、Aの銀行のお金もBの銀行のお金も両方が債務整理対象になりますよね???

つまりは、な~んにも安全ではないということになります(笑)

実際、コストをしっかりかけて信託管理会社(弁護士等)や信託法人を入れたりなどで「安全な分別管理」をガチガチに行うことは可能ではありますが、コストがかかりすぎるために、「安全な分別管理」を行いながら「トレーダーが求める安価な手数料体系」を両立することは不可能かと思われます。

分別管理のおまけ:信託銀行による信託保全をしたとしても安全ではないケースも

ちなみに、信託銀行による信託保全を行い分別管理を行っていたとしても、安易な管理方法だと、悪意の元に資金の流用が可能になってしまいます(゚д゚)また、信託保全されているといっても、クライアントのお金が「全額」保全されているわけではなかったりします(笑)

ちょっと参考になるのが、イニシア・スター証券の破産です(゚д゚)

要は、証券会社側が、全額を信託保全をしていない場合は、やっぱりクライアントサイドのお金は守られないという例です(;一_一)

海外のFX取引所の問題その4:根本的な人的リスク

先ほどの分別管理の話とかぶるところはあるのですが、資金管理が甘い、中小の海外FX証券会社は結構あったりします。で、管理者の1人が悪意を持って資金を横領するというケースも少なからず耳にはしました( ゚Д゚)もう、たまったもんじゃありませんが、人的リスクが思わぬところで浮上してきたりもします。

海外のFX取引所の問題その5:避けれないマーケットリスクとシステムの連携

ちょっとマニアックな話になりますが、FX取引自体は通貨を取引するわけですから、各銀行との取引を行います。ですが、直接各銀行と取引をするにはハードルがあります。例えば、デポジット金額を結構大量に(億単位以上)積まないといけないとか、手数料が高くてレート的には不利な状況を飲まないといけないとか、システム自体が応用性が無いため、操作がしづらいなどなどなど。

そこで、システム会社が間に入り、各銀行とFX証券会社の取引を円滑に進める形式が取られたりします。この場合、各FX証券会社は取引に必要な資金をシステム会社に一旦入れておくことになります。

で、これが爆弾になったりします(笑)

例えば、世界中でイレギュラーなマーケット状況になり、為替レートが瞬間的に激変した場合、レート配信が追い付かずに値段が飛んでしまい、至るところで損失が出たりします。この場合、「自分は取引をしていなかったとしても」、「中継地点のシステム会社自体がダメージを負ってしまい」、結果として、自分の資金が無くなるという現象が起きます( ゚Д゚)

意味が分からないかもしれませんが、上記、スイスフランショックの時に、実際に起きた現象です( ゚Д゚)(ちなみに、下図はスイスフランショックの時のレートが激変した図)

つまりは、マーケットがイレギュラーで変動した際に、自分が取引をしていなくても(自分の責任ではないところで)、システム会社がダメージを受けることで、自分の資金が無くなるという一見するとナゾの現象が起きます・・・。

もしもFX取引を副業としてやるなら、しっかりと勉強を!!

ここまで書くと、全面的にFX取引がNGみたいな印象になるかもしれませんが、そうは言っていません(笑)ただ、【甘い世界ではない】ということが言いたいわけです。

トレードのスキルだけでなく、背後に控える信用リスクやマーケットリスクをしっかりと把握した上で行うべきだと言いたいわけです( ..)φメモメモ

僕自身の知人にもFX取引だけで生計を立てている方はいます。が、ホントにマニアックに詳しいです(笑)もうそれは、ビックリするくらいマニアックです(笑)

何となく勉強して何となく通用し【続ける】世界では無いとは思います。

まとめ

サラリーマン(会社員)なのですが、副業でFX(取引)をするのは、どう思いますか???

僕自身の答えとしては、

NGでは無いけれど、あまりオススメはしないかなぁ~

です!

で、今回記事にした内容ですが、人伝で聞いた話ってわけでは無く、実際に目でも見て体験したことだったりしますので、全て事実だったりします(゚д゚)ですので、副業でFX取引をするなら、ホントにガッツリとマニアックに勉強することをオススメします。となると、副業の域を超えるのでは?!とは思いますが・・・(゚д゚)苦笑

あくまでも個人的な独断と偏見ですが、FX取引を行うなら自己責任の範囲内で!(笑)

ということで、今回はここまで~!

この記事を書いている人 - WRITER -
大葉 龍和
独立系FP・FP育成の専門家・セミナー講師

大阪生まれ。天王寺高校理数科卒業、京都大学法学部を半年で自主的に卒業(笑)の後、起業の道へ。ラーメン大好きで夜中にウロウロすることも。ジムに通い出して奮闘中。
詳しいプロフィールはこちら

Copyright© FP部 , 2018 All Rights Reserved.