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外貨建て保険の仕組みでお得に貯蓄?!お金を増やすためにも使える保険って何?

大葉 龍和
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大葉 龍和
独立系FP・FP育成の専門家・セミナー講師

大阪生まれ。天王寺高校理数科卒業、京都大学法学部を半年で自主的に卒業(笑)の後、起業の道へ。ラーメン大好きで夜中にウロウロすることも。ジムに通い出して奮闘中。
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「独立系ファイナンシャルプランナー(FP)としてどんな保険に加入しているのですか?」とクライアントさんによく聞かれます。

これに対して僕は、「生命保険としては【外貨建て(米ドル建)保険】に入っていますよ~」って答えています。(もちろん病気やケガのための医療保険も別途入っています。)

外貨建て(米ドル建)保険にしている理由はいくつかあるのですが、すっごくザックリと表現すると「円建て保険より増えるから(貯金・貯蓄替わり)」です( ..)φメモメモ

それ以外にも色々と理由があるのですが、今回はその理由も踏まえて記事にしていきます。
あ、今回は、死亡時や高度障害の際に適用される「生命保険」に関しての記事ですので。

では、行きます!!

「万が一のため」だけではなく、「お金を増やすため」にも保険は有効

しっかりとアドバイスをしてもらえるファイナンシャルプランナー(FP)が友人・知人に居るクライアントさんは、当然理解している内容にはなるのですが、現場で出会うクライアントさんの多くが、「保険でお金を増やせる」ということを知らなかったりします。

生命保険に加入する際は、「万が一」に備えるための保障をしっかり手厚くすることも必要ですが、それだけではなく「お金を増やす」ことも考えるべきだと思います。

お金を増やす保険って具体的にはどんなもの?

具体的には、以下の図を見てください。これは僕自身が入っている複数の保険のうちの1つです。

見る人が見ると、どこの保険会社の商品か分かってしまいそうですが、参考例として載せておきます(笑)
あと、1つ大前提としてお伝えしておきたいのが、「上記の保険に絶対入った方が良い!というわけではありません」ということです( ゚Д゚)

メリットとデメリットを踏まえて、しっかりとあなた自身に合ったプランニングの上で合理的な保険に加入するべきです。

繰り返しになりますが、「僕個人の場合」のケースとして、どういった理由から上記の保険に入っているかを書いていきます。

では、ザクッと上記の保険の説明をします。

円建ではなく、米ドル建て

この保険自体が米ドル建ての保険ですから、保障の金額・支払う保険料・解約返戻金は全て米ドル表記となります。

保障金額は15万$

上記の図では青色の線の部分です。
1ドル100円と仮定すると、1500万円の死亡保障が出る保険となります。

保険料は15年間で払い終わる形

上記の図では赤色の線の部分です。

クライアントさんの中には、保険料を「一生払わないといけない」と思い込まれている方も居るのですが、それは違います。保険料の支払い方は、自分で決めることが可能です。5年で払う、15年で払う、60歳まで払うなどなど、方法は様々です。

ただし、「保険料の支払期間を短くする=1か月あたりの保険料の金額は上がる」ことになりますので、毎月の余力資金をしっかりと計画計算する必要はあります。

保障は一生涯(終身)

上記の図では青色の線の部分です。

支払い期間は15年間ですが、保障期間は一生涯、身が終わるまでの「終身(しゅうしん)」となります。

アカウント型保険に入ってはいけない?!仕組みの説明、「悪魔の保険」にご注意!

上記の記事に書いたような「まぎらわしい終身タイプ保険」ではありません(笑)

解約返戻金があります

上記の図では緑色の線の部分です。

解約返戻金(かいやくへんれいきん)が付いていますので、「解約すれば戻ってくる」&「一定ルールで自由に使える」お金として活用できます。詳細は後ほど書きます。

1つだけ、気づいて欲しい点があります。一定の年数が経つと、赤色の線の部分の「支払い保険料」以上に、緑色の線の部分の「解約返戻金」が大きくなっているということです。

この部分は、「有利な貯蓄」として、「お金を増やすため」の保険という部分です。

解約返戻金がなぜ増えていくのか???

支払い保険料以上に解約返戻金が増えることに疑問を持つかもしれませんが、これは、保険会社自体も預かっている保険料の一部を運用しているからです。

また、円建て保険よりも米ドル建て保険の方が、より大きく解約返戻金が増えていく理由は、運用先である日本国債と米国債の運用利回りの差にあります。ただ、後ほど書きますが、現在、日本国債の利率が激減しているため、日本国内で円建保険メインの保険会社も運用先に苦戦しています。

外貨建て(米ドル建)終身保険のメリットを整理

見るべき数字は「赤色の払込保険料」「青色の保険(保障)金額」「緑色の解約返戻金」の3つです。

で、この3つの数字の組み合わせでこの保険のメリットを見てみます。

具体的には、「死亡や高度障害の際のメリット」「お金を増やすための貯蓄という目線でのメリット」を見ていきます。

メリットその1:死亡した際に損はしない

これは、赤色の払込保険料45,981ドルと、青色の死亡保障の150,000ドルを比較すればわかることですが、損はしません(笑)
むしろ払込保険料の約3倍の金額が遺族に残るわけですから、全然OKですよね。

メリットその2:高度障害になった場合でも死亡保障と同等金額が下りる

死亡するわけではなく、生存しているが高度障害状態に陥った場合でも、150,000ドルが支給されます。実は、この部分を僕個人は重視しています。もし、「今すぐ」に高度障害になってしまった場合、今までと同じパフォーマンスで仕事を継続することが不可能になります。そのため、高度障害になってしまった場合に上記の保険金額を受け取り、「その時の状態で出来ることを考える資金」にしたいという意味もあります。

メリットその3:リビングニーズ特約の存在

リビングニーズという制度で、余命半年宣言をされた場合、死亡保障金額を「生前」に受け取ることも可能です。そのお金で保険適用外の実費治療にチャレンジも出来るかもしれませんので、重要かと思います。

メリットその4:貯蓄という目線でも損はしない。むしろお得

これは、赤字の払込保険料45,981ドル緑字の解約返戻金の比較で分かります。一定期間を過ぎると、緑色の解約返戻金が、赤色の払込保険料の金額を上抜いているのが分かると思います。

そして、上記の場合は、60歳時に72,810ドルまで解約返戻金が伸びています。

つまりは、26歳から15年間で45,981ドルを払って、60歳段階で72,810ドルを貰えるわけですから、利回りで考えると、34年で約58%ほど資金が増えていることになります。現状の銀行の年間の定期預金金利が0.01%ということを考えると、単純計算でいきますが、銀行の場合は、0.01%×34年で0.34%増える。

約58% VS 約0.34%

考えるまでもなく、上記の外貨保険の方が銀行に預けているよりは増える率は高いですよね。しかも上記の商品の場合、保険会社がぶっ潰れない限りは、数字は約束されています!この約束されている数字っていうのが魅力の1つでもあります。

メリットその5:解約返戻金は自由に使えるお金

解約返戻金という言葉を見る限りでは、「解約」しないとお金が使えないと思いますよね?でも、実際のところは、「解約しなくても」お金が使えます。

「解約返戻金は契約者さん自身のお金」です。その自分自身のお金を、「借りる」ことが出来ます。自分自身のお金を「借りる」というのも何とも妙に感じるかもしれませんが、貸付制度が用意されています。僕の保険の場合は、「解約返戻金相当額の90%まで」は借りる事が可能というルールです。

そして、借りたお金の「元本自体」は返せなかったとしても、死亡時に遺族に渡る保障金額から差し引かれるだけですので、ある意味、気軽な借り入れ(実際は自分自身のお金)です。

解約をする
➡保障が消える

解約をせずに借りる
➡保障が残る

わけですから、上手く活用する場合はメリットになります。

でも、外貨建て保険って為替の変動リスクがありますよね?それが怖い・・・

という質問も多く聞きますが、円だけで資産形成をしている方がよっぽど怖いわけです。詳細は、動画コンテンツを見て頂くか、

お金の供給量を2倍にしちゃうよ!マネタリーベースって何?

上記の記事を見て頂ければと思います。

繰り返しますが、「円だけ」で資産形成をする方がよっぽど効率が悪いですし、リスクが高いと思います。

とは言え、メリットだけをしっかりと書くのも不公平ですので、デメリットもしっかりと書いていきますね( ..)φメモメモ

外貨建て(米ドル建)終身保険のデメリットである為替の変動リスクを整理

外貨建て(米ドル建)終身保険のデメリットは、やはり為替の変動リスクとなります。

具体的にどの部分かを見ていきます。

デメリットその1:支払い保険料の変動リスク

外貨建て(米ドル建)保険の場合、保険料も当然に米ドルでの支払いとなります。そのため為替の変動により、毎月の保険料も変化します。

例えば、毎月100ドルの支払いがあるとして、
仮に
1ドル=100円を基準とした場合、毎月100ドル=毎月1万円の保険料

円安ドル高になり、
1ドル=150円の場合は、毎月100ドル=毎月1.5万円の保険料(高くなる)

逆に円高ドル安になり、
1ドル=80円の場合は、毎月100ドル=毎月8,000円の保険料(安くなる)
となります。

支払い保険料を考えるなら、支払い期間中は「円高ドル安」が保険料が円換算で安くなります。

デメリットその2:保障金額の変動リスク

外貨建て(米ドル建)保険の場合、保障金額も当然に米ドルでの受け取りとなります。そのため為替の変動により、受取の保障金額も変化します。

例えば、保障金額が10万ドルとして、
仮に
1ドル=100円を基準とした場合、10万ドル=1000万円の保障

円安ドル高になり、
1ドル=150円の場合は、10万ドル=1500万円の保障(多くなる)

逆に円高ドル安になり、
1ドル=80円の場合は、10万ドル=800万円の保障(少なくなる)
となります。

受取保障金額を考えるなら、受取時は「円安ドル高」の方が受取保障金額が円換算で多く貰えることになります。ちなみに、解約返戻金も同じです。

つまり、保険料支払い期間中は、「円高ドル安」が良くて、保障金額や解約返戻金の受取時は「円安ドル高」が理想という、逆の状況を望むことになります( ゚Д゚)

大手の保険会社の動きに注目

あとどうしても理解しておいて欲しいのが、大手の保険会社自体の動きです。


参照元 日経新聞 2014年4月23日

多くの生命保険会社が「円建」の日本国債の代替運用先を求めて、株式や「外貨建」の外国債券、不動産屋投資を運用先として活用するという内容です。


参照元 日経新聞 2015年4月25日

リーマンショック後で最高値となる形で、主要生保9社が円売ドル買で、外債投資にシフトチェンジをしたという内容です。

参照元 日経新聞 2016年4月28日

主要生保14社が「脱国債」を進め外国債券などへの投資を積極化するという内容です。

要は、日本にある主要保険会社自体が、お客さんにはせっせと「円建商品」を売って、自分たちは「円以外の外貨など」で運用して収益を取りにいくという流れになっているわけです(笑)

保険会社は莫大な資金量を扱う金融機関なわけですが、その金融機関が積極的に「円ではなく外貨で」運用しているということです。

参照元 日経新聞 2017年4月27日

生保会社自体の動きからも分かるように、もちろん、外貨建て資産だけがあればいいというわけではなく、不動産のような現物資産も必要ではあります。

ただ、今回の記事は外貨建て保険の話ですので、ここはまた別の記事にて書きたいと思います( ..)φメモメモ

外貨建て保険なら、どの通貨でも良いわけではない

日本国内で、米ドル建て保険だけでなく、オーストラリアドル建て保険、ニュージーランドドル建て保険なども売られていますが、各国の方向性を考える限りでは、米ドル建てが一番ベストです。

理由をザックリと粗っぽく表現すると、「オーストラリアドルもニュージランドドルも通貨安に持っていく方向だから」です( ゚Д゚)要は、為替での損が出る可能性が高いと言えるのです。

この部分の説明はちょっと長くなりそうなので、機会を見てまた別の記事で書きたいと思います( ..)φメモメモ

まとめ

普段クライアントさんに口頭でアドバイスしている内容を、文字にすると表現するのが大変ですね(´;ω;`)

とにかく、

●保険でお金を増やすことは可能!

●円だけで資産形成する方がリスク&効率が悪い!

●金融機関の動きも合理的な判断材料に!

ってところあたりが伝われば嬉しいです(笑)

もし、もっと勉強したいなぁと思ったなら、セミナーに参加頂くか動画コンテンツをご覧になって頂ければと思います!

ちょっと宣伝になってしまいますが、大阪・東京でも定期的にセミナーをやっていますし、また、エリア的に参加が難しい方向けに動画コンテンツも用意しています!

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良かったら、セミナー参加、動画視聴などもしてみてください!

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大葉 龍和
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