どうも、大葉龍和(@TatsuoOba)です。
今回は、「MDRT」がテーマです。
- MDRT?COT?TOTってなに?
- どんな称号なの?
- どうやったらなれるの?
MDRT・COT・TOTという言葉、
一般的にはあまり聞きなれない
かもしれませんが、
僕自身は、
2008年から仕事として
FP(ファイナンシャルプランナー)
をやっていますし、
現在は、FP育成も
手掛けているので、
割と馴染みのある言葉です。
世界的な
生命保険プランナーの称号
となるのですが、
下世話な表現で簡単に言うと、
ってことです(笑)
一定上の
知識をお持ちの方という基準
になるので、
保険を取り扱ってもらうにあたり、
MDRT以上の方が
自分の担当になってくれるなら
安心かなぁ~という1つの目安
になります。
保険を扱いながら
FPをしていくなら
業界基準は特に知っておくべきです。
一方で、
僕のような新しいFPという形で
仕事する場合であっても、
MDRTの方と連携して
仕事をする機会は多いので、
MDRTという基準は
これまた知っておくと
話も早かったりします。
ってことで、
今回の記事はMDRTとは?
っていうテーマで書いていきます
( ..)φメモメモ
そもそもMDRTとは?
公式サイトより引用すると、
以下のように書いています。
1927年に発足したMillion Dollar Round Table (MDRT)は、卓越した生命保険・金融プロフェッショナルの組織です。世界中の生命保険と金融サービス専門家72,000名以上が所属する独立したグローバルな組織として、500社、70カ国で会員が活躍しています。
世界中の生命保険・金融サービス専門職の毎年トップクラスのメンバーで構成され、そのメンバーは相互研鑽と社会貢献を活動の柱とし、ホール・パーソン(バランスのとれた人格を志向すること)を目指し、努力しています。またMDRT会員は卓越した商品知識をもち、厳しい倫理基準を満たし、優れた顧客サービスを提供しています。また、生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されています。(2020年6月現在)引用元 MDRT日本会のサイトより https://www.mdrt.jp/about/
まぁ、文章にすると、
なかなかに
ボリュームがありますね(笑)
一定基準を満たした
世界中の保険プランナーから
構成されており、
世界では、
2020年6月時点では72,000名以上
2018年8月時点で66,000名以上
2017年7月時点で62,000名
のMDRT会員が居るわけですが、
日本のMDRT会員数は、
2021年4月1日現在では9,363名
2020年3月18日時点で6,310名
2019年4月1日時点で6,309名
2018年5月1日時点で5,940名
となっています。
MDRTになるための基準は?
細かい内容に関しては、
公式サイトを見て頂く方が
分かりやすいのですが、
簡単に抜粋しておくと、
以下のような基準があります。
2018年度MDRT入会基準(暦の2017年)
2019年度MDRT入会基準(暦の2018年)
2020年度MDRT入会基準(暦の2019年)引用元 MDRT日本会のサイトより https://www.mdrt.jp/becoming/
- 初年度手数料
- 預かり保険料
- 全体収入
など、基準の満たし方が
色々あるわけですが、
まぁ細かい話はさておき、
上記の赤印で示した通り、
最低でも年収1,000万円は
超えているわけです(゚д゚)
「Million Dollar Round Table (MDRT)」
のさらに上の基準を
満たした称号が
「Court of the Table(COT)」
さらにさらに上の基準を
満たした称号が
「Top of the Table(TOT)」
となっています。
イメージですが、
MDRTは
年収1,000万円~2,000万円以上
COTは
年収5,000万円以上
TOTは
年収1億
は超えているような
イメージがあります。
ちなみに、
上記のロゴが名刺に入っていると、
MDRT基準を満たしているプランナー
であることがわかります。
で、このMDRTという称号ですが、
「毎年更新」の資格
となっているために、
一度基準を達成すればOK
というものではなく、
ある年度は基準を達成したとしても、
次年度に基準を落とすと、
落とした年度は
MDRTと名刺にも名乗れなくなります。
過去に10回以上MDRT登録をした方は、
「成績資格終身会員」と
名乗ることが出来ます。
保険プランナーさんと
名刺交換をする際には
- MDRT
- COT
- TOT
成績資格終身会員の文字を
探してしまう癖があります(笑)
MDRTの称号が無いから
どうとかではありませんが、
明確な基準の1つにはなるので、
一応見るようにはしています。
コロナの影響?! 2021,2022,2023年度MDRT入会基準の緩和
2021年度MDRT入会基準(暦の2020年)
2022年度MDRT入会基準(暦の2021年)2023年度MDRT入会基準(暦の2022年)
2024年度MDRT入会基準(暦の2023年)
2025年度MDRT入会基準(暦の2024年)
引用元 MDRT日本会のサイトより https://www.mdrt.jp/becoming/
最新のMDRT基準に関しては、
コロナの影響もあったせいか、
条件が大幅に緩和されています。
※おおよそ3分の2くらいの基準でしょうか
実際に、
MDRTを毎年達成している
現役の保険プランナーさんの
話を聞いている感じでは、
という感じでした。
予想通り、
以下を見てもらうとわかりますが、
MDRT会員が
一気に増えていますね(´・ω・`)
こんなところにも?!
ちょっとビックリしました。
コロナ基準により、
MDRTの方を
お見掛けすることが
増えるかもしれませんね。
日本のMDRT構成員の推移と各社の構成
2018年度
2022年度
2019年度
2020年度
2021年度引用元 MDRT日本会のサイトより https://www.mdrt.jp/about/about_mdrtjapan.html
プルデンシャル生命 1,387名
代理店 932名
ソニー生命 803名
ジブラルタ生命 727名
メットライフ生命 484名
プルデンシャル生命 1,256名
代理店 993名
ソニー生命 882名
ジブラルタ生命 711名
メットライフ生命 567名
⇒プルデンシャル生命 1,316名
↑ ソニー生命 1,056名
↓ 代理店 937名
↑ メットライフ生命 664名
↓ ジブラルタ生命 547名
⇒プルデンシャル生命 2,084名
⇒ソニー生命 1,569名
↑ メットライフ生命 1,028名
↑ ジブラルタ生命 1,015名
↓ 代理店 1,001名
⇒プルデンシャル生命 1,676名
⇒ソニー生命 1,418名
↑ 代理店 1,285名
↓メットライフ生命 750名
↓ ジブラルタ生命 736名
会員数だけを見ると、
プルデンシャル生命が
トップということになります。
そもそも、
各保険会社によって
商品の特性があるわけで、
目的・用途に応じて
使い分けが必要です。
あくまで、
MDRT会員数においては、
プルデンシャル生命が
一番ということです。
上記の会員数を見ていて思う
個人的な感想としては、
「セールスレディ」と
名乗っている方ではなくて
「ライフプランナー」
と名乗っている
保険プランナーが在籍している
外資系保険会社が強いなぁ
という印象です。
ニーズに応える、外資系保険会社・乗り合い代理が強い印象
円以外の資産の有効性がある
日本の現状を考えると、
「外貨建て保険」を扱えるのは
大きいかと思います。
≫外貨建て保険の仕組みでお得に貯蓄?!お金を増やすためにも使える保険って何?
≫どっちがお得?!外貨建て保険と円安時代の円建て保険を終身保険タイプで比較検討
あと、
「代理店932名・993名・937名」
というのは文字通り
保険代理店のことです。
特定の1社の保険だけを
扱っているわけではなく、
複数社の保険を扱う形の乗合代理は、
様々な保険を扱えるという意味では、
アレンジ出来る保険の種類も多いわけです。
個別ニーズによって
提案する保険を変えられる
という意味で、
今の時代のニーズに
合わせやすい印象があります。
個人の保険はMDRTか、MDRTに近しい知識のプランナーに担当してもらえると安心
MDRTの称号を
持っているからといって、
必ずしも
素晴らしいプランナー
であるとは限りませんが(笑)、
それでも1つの目安にはなります。
で、法人名義ではなく
個人名義の保険を
担当してもらう場合は、
MDRTの方だと1つの安心材料
にはなるかと思います。
MDRTに担当してもらわなきゃダメ
という意味ではなく、
近しい知識を持ち合わせた
プランナーさんならOKかと。
法人の保険はMDRT以上、欲を言えばCOT以上が良いなぁ~
次に
法人名義の場合の
保険のアレンジは、
MDRT(含む)以上の
実績のプランナーさんが良い
かと思います。
結果、
プランナーさんの実績としては、
預かり保険料も収益も
大きくなるので、
法人クライアントを
担当している保険プランナーは、
必然的に
・MDRT
・COT
・TOT
という称号が
付くことになりやすいです。
で、これは僕個人が現場に居て
感じることですが、
個人クライアントさんばかりを
担当している
保険プランナーでも
MDRTにはなれます。
欲を言えばCOT以上の
実績を出した経験がある
保険プランナーだと、
法人担当としても安心かなぁ~
という僕個人の
勝手なイメージはあります。
僕自身は
COT・成績資格終身会員の
プランナーさんに、
法人保険を
担当してもらっています。
FPで稼ぎたければMDRT,COT,TOTを目指さないといけないのか?
それはちょっと違います。
一般的なFP、
特に「保険プランナー」という
仕事の仕方を選択するなら
MDRT以上を目指す方がイイ
とは思いますが、
僕がお伝えしている
新しいFPという働き方の場合、
MDRT以上の保険プランナーと
組んで仕事をする
ことはあっても、
自分自身が
MDRTを目指すという
話ではありません。
(ファイナンシャルプランナー)と言えば、
保険、不動産などを
扱うFPをイメージするかと
思いますが、
僕が伝えているのは
“新しいFPという働き方”です。
この機会にその魅力を、
是非とも知ってみて
欲しいですね。
まとめ
・どんな称号なの?
・どうやったらなれるの?
今回は、
- MDRT
- COT
- TOT
という
生命保険プランナーの
称号について
簡単に書いてみました( ..)φメモメモ
世界的な
生命保険プランナーの称号
となるのですが、
下世話な表現で簡単に言うと、
プランニング力があって
営業力があって
年収1000万円以上稼いでいる保険プランナー
ってことです(笑)
名刺交換などを
する機会があれば、
ちょっと意識的に見てみると
良いかも。
保険プランナーとして
FP業を展開するならば、
MDRT以上を目指してみると
良いですよ~ということを
お伝えしていますが、
実は僕自身が提案している
「新しいFP」という
働き方の場合は、
自分自身がMDRTを
目指す以外の方法を使います。
ですので、
一言でFPと言っても、
立ち位置やスタイルが違えば、
様々な選択肢があるということで、
様々な状況に合わせた
選択肢が広いということも
FPという自由な仕事の
魅力の1つなんですね。
詳しくは、LINE配信などで
お伝えしていければと思います!
ということで、今回はここまで~
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