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どっちがお得?!外貨建て保険と円安時代の円建て保険を終身保険タイプで比較検討

大葉 龍和
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大葉 龍和
独立系FP・FP育成の専門家・セミナー講師

大阪生まれ。天王寺高校理数科卒業、京都大学法学部を半年で自主的に卒業(笑)の後、起業の道へ。ラーメン大好きで夜中にウロウロすることも。ジムに通い出して奮闘中。
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前回記事にした、外貨建て保険に関しての関連記事として、今回のテーマは「外貨建て保険と円建保険はどちらがお得か?!」という内容です。

どちらにもメリットとデメリットがあるわけですが、今回は僕自身の独断と偏見で(笑)、というか、僕自身が現場でクライアントさんに話をさせてもらう時にもお伝えしているようなことを書いていきます( ..)φメモメモ

まず答えとしては、生命保険としては「外貨建て(米ドル建)保険」を活用する方がメリットが高い!!とお伝えしています。

では、僕なりに思う理由を書いていきます!

大前提として:「円だけ」の資産形成にリスクがある

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上記の記事でも触れているように、現在のところ、日本はインフレ円安という方向で財政政策・金融政策を打ち出しています。そのため、円自体の価値が薄れていく流れになっています。

また、「そもそものお話」として我々日本に住んでいる日本人は、お仕事をすることで「円」を稼いでいるわけで、円資産は仕事をすれば増えていきます。現在、学歴や職業によって生涯所得はバラバラではありますが、よく言われる「生涯所得2億」を仮に参考にするなら、200万円分の外貨資産(外貨建て保険など)を作ったとしても、2億からすると200万円は「1%」にしか過ぎません。

また、年金自体はあてにならないですが、年金も当たり前かもしれませんが「円」で支給されるわけで、「円」に関しては普通に生活しているだけで資産の多くを占めるわけです。

だったら、リスクヘッジとして、円以外の資産を自分自身で意図的に作る必要があると僕個人は考えています。まぁ、国自体も、現物資産としての不動産や主に米国債という形での外貨建て資産をたくさん持っているわけで、また生保会社含む金融機関自体も同じく円以外の資産を持っています。

僕たち個人が大手の動きに逆らって、「円だけ」で資産形成をすること自体が、合理的ではないわけです( ゚Д゚)

あ、ちなみに年金があてにならない理由については、下記の記事にて。
マクロ経済スライド方式?!年金は破綻しないが、年金に依存するのはNG・アウト

円建て VS 米ドル建て:保障金額を同じにした場合

外貨建て保険として米ドル建て保険と、円建て保険を比較してみます。

外貨建て保険の仕組みでお得に貯蓄?!お金を増やすためにも使える保険って何?

上記の記事でも軽くだけ触れていますが、僕個人の考えとして、米ドル建て以外の外貨建て(例えば、オーストラリアドル建て)はオススメできませんので、米ドル建て保険で比較していきます。

また、米ドル建てにした場合、為替の変動により金額がブレますので、ここでは「1ドル=100円」という前提にて比較していきます。それでも、僕の言いたいことは伝わるかと思いますので(笑)

下記の図を見てください。

上記は、円建て保険と米ドル建て保険の両方を扱っている、とある外資系保険会社の設計書から数値だけを抜き出したものとなります。(2018年の2月の数値)

30歳の方が死亡保険金額として610万円、61,000ドル(1ドル=100円として)の死亡保障を取る場合の話です。(細かい端数などは切っています。)

円建ての場合
死亡保険金額:610万円
保険料払込期間:10年
毎月の支払金額:46,000円
トータル払込保険料:552万円

米ドル建ての場合
死亡保険金額:61,000ドル
保険料払込期間:24,000ドル
毎月の支払金額:200ドル
トータル払込保険料:24,000ドル

結果、「終身保険で同額の死亡保障を取る場合は、米ドル建ての方が安い」ということになりました。

払込保険料が、トータルで、552万円VS24,000ドル=240万円ということですから、2倍の違いが出ています。

円建て VS 米ドル建て:支払い保険料を同じにした場合

下記の図を見てください。


上記は、同じく、円建て保険と米ドル建て保険の両方を扱っている、とある外資系保険会社の設計書から数値だけを抜き出したものとなります。(2018年の2月の数値)

上記は、1ドル=100円として、月額の支払い保険料を20,000円と200ドルで同じにした場合に、解約返戻金の違いを比較したものです。

見てもらえばわかりますが、解約返戻金の金額を比較すると、

10年目 円建:211万円 米ドル建:21,100ドル
20年目 円建:223万円 米ドル建:26,800ドル
30年目 円建:233万円 米ドル建:33,600ドル
40年目 円建:242万円 米ドル建:41,300ドル

明らかに、米ドル建ての方が解約返戻金の増える率も高いという結果になります。

ちなみに、解約返戻金に違いが出るのは、運用先である日本国債と米国債の利回りの差と思ってください。どういうこと?!?と思った場合は、下記の記事を見てみてください。

外貨建て保険の仕組みでお得に貯蓄?!お金を増やすためにも使える保険って何?/a>

為替リスクはあるけれども、それでも米ドル建てがお得

為替リスクは当然にありますが、それでも数値だけを見れば、死亡保障金額を目的にしても、解約返戻金を目的にしても、外貨建て保険(米ドル建て保険)の方がお得であると言えます。

また最初の方に書きましたが、僕自身は、「円だけ」の資産形成はリスクがあると思っていますので、外貨建て(米ドル建て)保険をオススメしています。あ、もちろん、為替リスクが嫌いな方は、円建てでもお金を増やせますので、定期預金をしているよりは遥かにオススメですよ。

まとめ

外貨建て、特に米ドル建て保険はメリットがあるということは伝わりましたでしょうか?( ゚Д゚)絶対に入った方が良いという気もありませんが、あなた自身の資産形成において有効である可能性が高いかと思いますので、イメージだけでも伝わったなら幸いです!

ということで、今回はここまで( ..)φメモメモ

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